肘の痛み
- スポーツをしていて肘が痛んだ
- 仕事で慢性的に肘の痛みがある
- 原因がわからないが肘が痛む
- 手先を使う作業が多い
- 力仕事が多い
肘の痛みについて|名取バランス整骨院
一概に肘の痛みとっても、原因は様々。その人によって症状にも差があります。
悩んでいる方は多い症状ですが、その種類や原因はどこからきているのか、ご説明していきます。
〇考えられる疾患
・上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
・上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)
・肘部管症候群
・肘内障
・変形性肘関節症
・野球肘
・回外筋症候群(後骨間神経症候群)
・パンナー病
・肘周囲の外傷
・側副靭帯損傷
・肘関節後外側回旋不安定症(PLRI)
◉外側上顆炎(テニス肘)
〇概要
テニスのバックハンドストロークや手関節伸展等使いすぎによる疼痛性運動障害。
ラケット操作技術の低い初心者や筋力の弱い40から50代の女性に好発。
短橈側手根伸筋、総指伸筋、尺側手根伸筋の腱付着部に微小断裂や骨膜の炎症が起こる。
〇症状、患者さんの訴え
・外側上顆付近の圧痛、熱感
・回内位で物を持ち上げる動作痛
・握力低下
・タオルを絞る時の痛み
・キーボードを打つ時の痛み
・ペットボトルの蓋を開ける時の痛み
〇検査
①椅子テスト
②手関節伸展テスト
③中指伸展テスト
〇治療法
・保存療法により数ヶ月で症状改善
・手の使用最小、安静のため固定
・テニス肘バンド有用
・疼痛軽減後ストレッチ、筋力増強で再発予防
◉内側上顆炎(ゴルフ肘)
〇概要
ゴルフのスイング動作や日常生活等使いすぎによる疼痛性運動障害。スポーツ選手(ゴルファー、ボウリング、野球、ラグビー、アーチェリー、やり投げ)や建設工事、配管、大工など繰り返しの重労働により好発。前腕屈筋腱に炎症。
〇症状、患者さんの訴え
・内側上顆部の圧痛、熱感(前腕まで広がることある)
・肘の張り感(拳を握ると)
・握力、手首の筋力低下
・前腕尺側、小指、薬指のしびれ
・小指と薬指で物を握ると痛い
〇検査
①逆トムゼンテスト
②ゴルフ肘テスト
〇治療
・保存療法により治癒
・手の使用最小、安静
・サポーター、エルボーバンド、テーピング
・ストレッチ、筋力トレーニング(肩甲骨間の筋トレ)
◉肘部管症候群
〇概要
肘内側(尺骨)と上腕骨内側上顆、fibrous bandで構成されている肘部管で尺骨神経が圧迫されることで生じる神経症状
大工や工場などによる肘の長時間酷使や、野球、柔道、幼少期の骨折、ガングリオンなどが原因
〇症状、患者の訴え
・小指、薬指のしびれや痛み
・小指、薬指が完全に伸ばせない
・手内筋、骨間筋萎縮
・箸が持ちづらい、ボタンかけにくい、顔を洗う時に手に水を貯められない
〇検査
・チネルサイン
・フロマン徴候
〇治療
・骨折や腫瘍など明らかな原因となってるものない限り保存療法
・運動控える、慢性的な肘の負担軽減
・改善しない場合観血療法
◉野球肘
〇概要
野球の投球による肘部の疼痛性運動障害の総称
内側型(内側上顆、前腕回内屈筋群、内側側副靱帯、尺骨神経)多い!
外側型(上腕骨小頭、橈骨頭)
後方型(肘頭、三頭筋停止部)
〇症状、患者の訴え
・上腕骨小頭の離断性骨軟骨炎発症し、関節遊離体が関節内にロックすると突然発症したようにみえる
〇検査
・外反ストレステスト
・ウィルソン徴候
〇治療
・保存療法可能(最低でも3ヶ月)
・痛み軽減後まず自動運動を始めてスポーツへの復帰は約1年以上を要する
・投球、バッティング禁止
・状態によっては観血療法
◉回外筋症候群(後骨間神経症候群)
〇概要
回外筋を貫通している後骨間神経(橈骨神経から分枝)が回外筋の過緊張によって絞扼を受けて起こる神経障害
ほとんどはオーバーユースシンドローム
〇症状、患者さんの訴え
・腕や手のしびれは稀
・肘周辺や腕に鋭い痛み
・腕を捻ったり肘を伸ばすと疼痛増加
・肘の外側がズキズキ痛む
・神経麻痺により腕を外に捻れない、肘を伸ばしにくい
・指の付け根が伸ばせない(下垂指)、親指が開けない、パーができない
〇治療
・保存療法可能
・ストレッチは✕、ゴルジ腱器官が反応してしまいより過緊張を起こしてしまう
・サポーター、テーピング
・改善しない場合注射等ほかの処置
◉パンナー病
〇概要
上腕骨小頭の成長軟骨の中心部(骨端核)損傷により強い痛みや動かしにくさが生じる病気
特に成長過程である小児(特に5から10歳男児の利き腕)に好発
〇症状、患者の訴え
・ボールを投げるなど肘を動かす動作で痛み自覚
・肘関節の機能障害
・肘関節周囲の腫れ
〇治療
・基本的に後遺症を残すことなく治療可能(半年から1年)
・自然治癒プラス対症療法
・安静、スポーツの休止
◉肘関節後外側回旋不安定症(PLRI)
〇概要
肘関節動揺性、外側側副靱帯複合体(橈側側副靱帯RCL,外側尺側側副靱帯LUCL、輪状靭帯)の機能不全による後外側回旋性の不安定性
〇検査
・後外側回旋不安定テスト(肘関節屈曲位で軸圧加えながら回外、外反)→橈骨頭が後外側に脱臼、亜脱臼する
〇治療
・症状が思い場合有効な保存療法はあまり無いので日常で支障がでるなら手術適応
肘の痛みを放置してしまうと|名取バランス整骨院
肘の痛みをそのまま放置してしまうと、『慢性的に痛く一年以上悩んでいる』『スポーツを諦めてしまった』『仕事が痛みで嫌になってしまった』
このような状態になってしまう可能性が御座います。
こうなると、仕事や趣味、日常生活で大きな支障が出てしまいます。
ですがご安心ください。
名取市名取駅近くの名取バランス整骨院では、肘の痛みに対する施術が可能です。
当院(名取市名取駅近く)は仕事やスポーツを健康的に行いたい人を全力でサポートしております。
当院の肘の痛みの施術・サポート|名取バランス整骨院
肘の痛みの施術は、当院(名取市名取駅近く)では痛みがあれば、疼痛に対しての電気施術としてハイボルトを使います。
ハイボルト施術により、神経の炎症や、痛みの原因筋を検査します。
検査後に炎症緩和が必要であれば、炎症緩和の電気を。
筋肉の血流改善や筋肉の拘縮を緩和するのであれば筋ポンプの作用を促す電気を使います。
ハイボルト施術と言っても、種類があります。
皆様に合っている、施術を選択していきます。
場合によっては、肘周りのテーピングサポート、サポーターなども必要になってくるかと思います。
その点もしっかりと対応させて頂いております。
骨盤と骨格の歪みや、関節の可動性が狭いと、再度負傷する危険性があります。
そうならないために、トムソンベッドと呼ばれる体幹や骨盤を整える矯正機器を使います。
トムソンベッドは、安全に効果的に矯正が出来るので、大人気です!
またトムソンベッドでは、自律神経の調整も可能になります。
そうして整った骨格のバランスを維持するには姿勢を支えるインナーマッスルが必要です。
インナーマッスルは、自分で鍛えようとすると、約3年ほど時間が必要となるそうです。
当院の特殊な楽トレと呼ばれる機械は週に2回の来院で3ヶ月でインナーマッスルを鍛える事が可能です!
ご自身で出来るセルフケアや筋力トレーニングなども当院ではご説明させていただいております。
また、体幹のバランスが整い体幹の筋力がついてくると、日常生活や仕事が楽になるというお声を多数頂いております。
肘の痛みも改善したいし、日常生活や仕事中、以前より楽になりたい。という時は、是非サポートさせてください!全力で関わらせて頂きます。
もし、名取市周辺の方で肘の痛みでお困りの方がいらっしゃれば是非お問い合わせください!
執筆者:
名取バランス整骨院 院長 川井隆聖
(治療家歴7年目)
はじめまして。院長の川井隆聖です。
当院は根本の原因を見極め、その原因の治し方を順をお伝えし、一緒に身体作りをしていきます。
一人一人に合わせたオーダーメイドの施術プログラムの整体でダイレクトに原因にアプローチして身体の歪みを改善していきます。